その6: 乗車2日目(昼食~アデレード)

昼食の時間は12:45からを予約していたので、時間に合せて少し早めに食堂車へ。

窓の外には小麦畑が広がっている。


今回は、シドニー市内マンリーから来られた50代ぐらいのご夫妻と一緒に昼食。
以前、The Ghanにも乗ったらしい。
で、今回はインディアンパシフィックで旅行だそうだ。

昼食には、チョリソーを選択。
スライスした大きなチョリソーがこんがりと焼いてある。
が、チョリソーのおいしさに負けて、またも写真を取り忘れた

途中でダーウィンに向かうThe Ghanとすれ違う。
「インディアンパシフィックとThe Ghanはアデレードで乗り換えできないんですね」と話をすると、
お父さんの方が
このへんの鉄道は基本的に貨物主体で、合間に旅客を走らせている感じだと説明してくれた。

特に近年ダーウィンは貿易港としての役割が大きくなっているとのことで
アジア各地との輸出入を行うため、貨物をダーウィンで積み込み&荷下ろしし
アデレードやメルボルンなどのオーストラリア南部の都市や、
シドニーなど東部の都市に貨物列車で運搬するらしい。
そのため、新しい路線も建設しているとのこと。

食事が終わりほどなくして、15:00にアデレード到着。
イクスカージョンでアデレード市内をバスで観光。
説明を聞きながらバスで車窓を眺める感じ。
途中下車したのは、ビーチ沿いのグレネルグ。1時間ほどの自由行動らしい。


ビーチの近くに行くも、風が肌寒い。
でも、泳いでいる人もいる。恐るべしオージー。


ビーチ沿いの遊歩道を散歩をしてから、街へ。

これから夕食なので特に買い食いする気もおきず、トイレ休憩のつもりで、途中にあったcolesへ。


だけど入れない。
入り口が閉まっている。
なんと17時で閉店らしい。


仕事帰りの買い物など考えないところがすばらしい。
「17時になったからみんな仕事終了」である。
こういうところを見ると、せかせかしていない、この国の豊かさを感じる。

バスの出発時間に合せてバスに戻る。
バスの運転手さんは、飛行機が好きなのか、空港の周囲をぐるりと回り駅まで帰る
「ここから離着陸する飛行機が見えるんだ」などと解説してたりする。

ちょうど、空港の周囲の道路を走っているときにQantasの737-800が着陸してきた。


イクスカージョンのバスがアデレード駅に着き、ホームに入るとまもなく発車ベルが鳴った。


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