その7: 乗車2日目(アデレード~夕食~就寝)

アデレードを出発。
ここから進行方向が、逆になるので、コンパートメントの椅子に座っていても、非常に快適である。

ちなみに、コンパートメントの椅子の方向は半々なので
(水回りを背中合せに部屋を配置しているので)、
我々のようにシドニー→アデレードが逆方向ならアデレード→パースが順方向になるし、
シドニーから順方向で乗ってきた人はアデレードから逆方向になる。

アデレード=パース間の方が長いので、シドニー→アデレードが逆方向でホントに良かった。

夕食は19:00から
夕食は、キャンベラから来たお姉さんと、クイーンズランドから来た妹さんの姉妹と一緒、
この姉妹、88歳と87歳のおばあちゃん2人組で、ひ孫もいるとのこと。
しばしば、姉妹で旅行に出かけるらしい。
妹さんの方が、足が痛いらしく、杖を持っているが、しゃんしゃん歩く感じ。
杖はお守りみたいなものなんだろう。
飲み物も、二人仲良く同じスパークリングワインをオーダーしている。
二人ともお元気で、ご飯もよく食べる。
長生きするなら、こうありたい。

このおばあちゃん方、元々はL号車のコンパートメントにいたけど
食堂車まで6両も歩かなくちゃいけなくて、足がつらいので、
アデレードからG号車に変えてもらったとのこと。

これまで、どんなところに旅行に行ったか伺うと
去年は2人でハワイに行ったらしい。
お姉さんの方は8回ほどハワイに行っているらしく、ハワイが大好きだそうだ。

夕食には、カンガルーのステーキをチョイス。


少し硬いけど味が濃くておいしい。
料理を食べ、ビールを飲み、部屋に戻る。
外は暗くなり、星も見える。

21時ぐらいに車内放送で、「時計を1時間戻すように」とのこと、更に時差の調整である。
シドニーから-1.5時間というのは、オーストラリア国内どの標準時でも無い。
列車の中だけの標準時である。

シャワーを浴びた後、ポートオーガスタまで、部屋を暗くして星空を眺める。
どうも列車はこの時点で20分ほど遅れて走っている感じ。

23時ぐらいに就寝。


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