その3: 乗車1日目(セントラル駅~ラウンジ)

小さめのキャリーバッグとリュックを持って。
電車でセントラル駅へ、セントラル駅には13:15ごろ到着。


 インディアンパシフィック号は3番ホームらしい。


3番ホームは、入り口に改札は無し
とりあえず、ホームを歩いて端まで行ってみる


長い列車が左右に分かれて入線している


ちょうど、ちなみに機関車の1つが出ていったところで
もう1つは、自動車を積む車両を牽引するため、1番ホームの端にある別の線にいた、
自動車用の車両では、自動車の積載をはじめている。


チェックインする場所が解らないので、再びホームの入り口へ
そしたら、小さな受付ブースでチェックインの手続きをしていた。

受付のお姉さんに、メールで送られてきたチケットを見せ、名前を言うだけでチェックイン完了。
受付のお姉さんが、名前を確認し名表をマーカーでチェックする。
これだけ。

ちなみに私の車両はG号車だったので
「Gって車両はどこ?」と聞くと
「Gはホームの右側の列で、車両名が丸い部分に表示されているから、自分の車両を見つけて乗ってね」とのこと、
で、丸い部分というのを探し歩くも、いっこうに見つからない
近くにいた乗務員のお姉さんに聞いたら、車両まで案内してくれて、ドアの近くの「G」と表示してある部分を教えてくれた。


ちなみに、乗車まであと15分ぐらいあるらしい。
14:20ごろいよいよ乗車開始、車両の入口で乗務員が名表でチェックしながら、乗客を案内している

ゴールドサービスのプレートが光る。
ちなみに、隣はプラチナサービスの車両。もちろんこちらの車両の方が輝きは上であるw

車内は思ったより広い、しかも中型の旅行用スーツケースなら十分置く場所がある。


「コンパートメントは狭い」との、ネット上の情報を見て、荷物を最小限にしたけど、そこまで小さくすることは無かった。
まぁ、小さい方が便利だから良いんだけど。

外から、機関車でも撮影しようかと14:30ごろに、外に出ようとしたが、既にダメ。もうドアをロックしたらしい。
そうこうしていると、夕食の時間を聞きにエミリーってお姉さんが回って来た。
早い時間帯と遅い時間帯のどちらが良いかとのこと、昼食もとっていないので迷わず早い時間を選ぶ。
以前に乗った人の話なんかをwebで見ると、食事の時間(早い時間or遅い時間)は一度決めたら固定だとあったけど、その都度選べるらしい。
「翌日の朝食は7:00~9:00で、翌日の昼食と夕食の時間は、今日の夕食の時に決めてね」
とのことだった。

部屋(トイレとか)の使い方を聞こうとしたら、別のアテンダントが回ってくるから、その人に聞いて欲しいとのこと。
で、程なくして男性のアテンダントが、車両の説明に来る。
部屋の使い方から、となりの車両がラウンジで、その更に隣が食堂車があるとの説明、
そして、各車両にはコーヒーとかお茶をセルフで作れるコーナーがあるとの説明。

「他に聞きたいことはあるか?」というので
トイレとか部屋の設備の使い方を質問
さらに、部屋に備え付けの列車の案内冊子に
「日本語の説明書が必要な場合は乗務員にお申し付けください」とあったので、
日本語の冊子はあるか聞いたところ、
「無いし、そんなの知らない」との返事
さすが物事をザックリとらえるオージークオリティ。素敵である。
このオージークオリティ、日本人には好き嫌いが分かれるところだろうけど
私は好きである。

列車が動き出すも、コンパートメントに座っていると、椅子とは逆向きに進んでいく。
とりあえず、セルフコーナーで作ったコーヒーで、備え付けてあったクッキーを食べる。
クッキーは、甘すぎずおいしい。

ちなみに、ペットボトルの水が1人1本ついている。
空になっても、セルフコーナーには給水器があるので、補給も可能だ。
ちなみに、空になったボトルはもちろん記念に持って帰った。
ゴミにするのはもったいないw


逆向きに進むのが気持ち悪いので、ラウンジカーへ。
ラウンジでは、ビールやワイン等のアルコールからソフトドリンクまで何でもオーダーできる。
もちろん、乗車料金に込みである。
なので、頼めば次々飲み物が出てくる。ポテトチップやピーナッツなどのつまみもある。

日本語のサイトや旅行代理店の記述では、飲み物は別料金っぽく書いてあるが、それは高級なワインやウィスキーなど、
ラウンジや食堂車で頼むビールやワインは基本的に料金に込みである。

ラウンジの係は、食事の時間を聞きに来たエミリーだった。
Cooper'sのオーストラリアンペールエールを頼み、ピーナッツの小鉢を持ってソファーへ


昼からラウンジで飲んでいられるなんて、幸せ。
外の景色はどんどん郊外へ、途中停車しないためか、
セントラルを発車してから20分ほどでパラマッタを通過。普通電車と違いあっという間である。
窓の外には、どんどんのどかな郊外の風景になっていく


Cooper’sが空いたところで、「同じものを飲むか?」と、エミリーに声をかけられる
「他の銘柄を飲みたい」と言うと
「じゃあ、私がチョイスしたものでいい?」と言うので、お願いすると

「同じペールエール系のビールをチョイスしたよ」といって
VAIL/ALEを持ってきてくれた


ホップが効いていておいしい。

このお姉さん、何か話した後に「cool」と付ける。どうも口癖らしい。
ラウンジでしばらく飲んでから、コンパートメントへ戻る。
もうすぐ夕食である。

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